まちんがんとーく

30歳越えるまで、何となくちょっと無理しながら生きてきた私が、「本当に好きなことで生きていく」方法や考え方について発信するブログ。

移住経験者の私が感じる、島暮らしの理想と現実。~人生を変えた衝撃の現実~

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ハロー!machiです!

↓前回は島の文句ばっかり書き連ねた、ダークな記事をお届けしてしまいました・・・。

 

www.machi1985.com

反省はしていませんw

それでは今回は、「現実」についてお話していきます。

少し長くなってしまいましたがゆっくりお付き合いください。

 

ひらがな五文字が私の人生を変えた。

今から10年前、私はとにかく生意気で世間知らずな奴でした。何も出来ないくせに自分はエラいと思ってました(本当クソ)

当時、浮気性な彼氏と別れたばっかりで自由の身だぜ!旅行でも行くかー。

ということでネットで”一人旅 国内””一人旅 離島”とかググって、いくつか候補が挙がった中から選ばれたのが屋久島でした。

決め手になった理由としては「もののけ姫の舞台になった島」とネットに書いてあったからです。

「そうだ。屋久島行こう。」

てな訳で(言いたかっただけ)

島に降り立ってまず景色に感動しました。



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海からそのまま飛び出したような山々。

空の青さ、広さ。

港の海の透明度。

日差しの強さ。

 

全てが新鮮で輝いていて身体中の細胞が喜んでいるのがわかる気がしました。

港について、1日目の宿まで地図上では歩けそうだったので歩いて行くことにしました。

いや、タクシーとか止まってなかったしね・・・

すっかりテンションが上がっていたし、視界に入ってくるもの全てに興味がわきました。

しばらくルンルンで歩いていたら第1島人に遭遇。おじいちゃんでした。

じいちゃんは私に「こんにちわ」と笑顔で挨拶をしてくれました。

 

 衝撃でした。

 

その時自分が挨拶を返したのかどうかとかそんなこと全然覚えてないけど、とてつもないカルチャーショックを受けたことだけは今でも覚えています。

このじいちゃんの「こんにちわ」が今の私のルーツと言っても過言ではありません。

 

知らない人に挨拶をする。

 

こんな何でもないことが、当時のクソmachiには信じられないことでした。

人があんまり好きじゃなかったし、多分わけも無く人を見下していたからです。まじでクソ。そうやってツンツンして自分をまわりから守るっていう下手くそで寂しい人間でした。

 

いつでも近くに誰かがいてくれるということ。

 

島では、近所の子供たち、通学中の小中高校生、お店の店員さん、みんな挨拶をしてくれます。学校で教えているわけじゃなくて、それが当たり前の環境です。

お隣のおうちに住んでいるのはAさんで、○○会社に務めている。

お向かいのBさんは、一緒に働いているCさんの叔父さん。

スーパーに買い物に行けば、知り合いに会うどころか、レジのスタッフはみんな知り合い。

基本的に知り合いだらけ、顔見知りです。

これが島の普通で、とっても狭い世界で私たちは生活しています。悪いことなんてできないし、隠し事もできません。

 

これをしがらみと捉えますか?心強いと捉えますか?

 

私は、どこに行っても誰かがいるってめちゃくちゃ楽しいし、嬉しいし寂しくならないのでこの世界での生活が大好きです。

 

移住当初、郷に入れば郷に従え精神で、必死に島の言葉を覚えて真似して話しまくっていました。

島の人は基本的に移住者や観光客などの”よそ者”にも優しいです。だけど優しさに甘んじるだけじゃなくて、自分から歩みよったことが、今もこの島で生活させてもらえる一つの理由であると思います。

 

何かわからないことがあった時、めんどくさい手続きをとったりどっかに電話したりしなくても、教えてくれる人がいる。

名前は知らないけど、同じ地域のおばあちゃんがいつもおやつをくれる。

一人で暇してれば、誰かがおいでよーって遊びに誘ってくれる。

そこには損得勘定や社交辞令なんてめんどくさいものは存在しません。

 

生活する上ではもちろん、これからブログを書いていく上でも、何か新しいビジネスをしたいって思った時でも、この島の人たちは地域のつながり、地元力で力になってくれます。

 

島外の人や、地元の人から聞かれる質問第1位が「何がそんなにいいの?山?海?」なんですが、私は必ず

 

「人が最高。」

 

と答えてます。

いや、むしろ聞かれなくても「屋久島の人は最高なんだ!!」と自慢します。

私を2度もこの島に呼んだのは、この島の人たちと、そのつながりです。

住みずらい環境は知っていたし、給料も低いし、遊ぶところもないです。

だけどおもしろくて、親切で、素直で人間らしい人たちがここにはたくさんいる、というのがこの島の現実・リアルです。

 

島人が教えてくれた「つながり」

 

私がブログを始めようと思ったのは

 

「やりたい事をもっとやろうよ!!」

 

を伝えられる人になるという夢・目標ができたからでした。

そのためには、人の力が必要で、信用してもらうことが必要で、自分でまずつながりを作ることを始めよう、自分から歩み寄ろう、ブログを始めよう、Twitterを始めよう、となったのが今です。

この島に住まなければ、あの時おじいちゃんに「こんにちわ」を言われていなければ、私はここまで人のことを好きでいられなかったかもしれないです。

”人と繋がる”ということが色んな可能性を持っていて、私の人生を前よりも豊かにしてくれることを教えてくれたのもこの島のおかげです。

 

今このマインドを持てるようにしてくれた私の周りの島の人たちに本当に感謝しています!!

 

machi

 

 

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