まちんがんとーく

30歳越えるまで、何となくちょっと無理しながら生きてきた私が、「本当に好きなことで生きていく」方法や考え方について発信するブログ。

人の目なんか気にしていたらもったいない。好きなら好きで突っ走れ。

ハロー!machiです!

 

私は実生活ではすごく人の目が気になる人間です。

職場の上司や同僚、後輩はもちろん、知り合って間もない人とかからの自分の印象がすごく気になる人間です。微妙な言葉のニュアンスとか、表情とか、まぁもっと言えばLINEの文面とかもそうですね。何か少しでも違和感を感じると、嫌われたかな?とか怒らせたかな?と勘ぐってしまう、非常にめんどくさい奴です。

特に中学生の時がひどかったです。

ただすれ違うだけの人とかも気になるし、目も合わせられませんでした。今考えてみれば原因はあるんですが、それはまた別の記事に書きますね。

自分に自信がないのに自意識過剰っていうなぞの矛盾で疲れる性格でした。

同じ人間なので今も要素はありますけど、だいぶ克服できまして逆に図太くなってるんじゃないか心配です。

さて、私はどうやってそれを克服したか?

色々ありますが、その中から1つを書きますね!

中々の長文ですが、お付き合いくださいませ。

 

オタク誕生秘話。

 

もったいぶらずに先に答え言います。

1人ディズニー。

です。

文字のまんま、1人でディズニーランドorシーに行くことです。

以前も成功(ハッピーエンド)のためのマインドは、プリンセスたちが教えてくれる。 -

 この記事でディズニー好きを公表しましたが、私は18~21歳までディズニーランドとシーでアルバイトをしていました。

働いてみて初めて知ったのは、年間パスポートを持って1人で来ている人がめちゃくちゃ多いということ。最初は信じられなかったし、1人で来てアトラクション並ぶの?!楽しいの?!恥ずかしくないの!?罰ゲーム??って衝撃を受けました。

その後毎日1人で来ている人たちを見て判明したこと。

まず見た目が偏っている。大きな特徴は、とにかくみんなカバンがでかい。荷物が多い。でかいカバン2つくらい持ってる。理由は後ほど説明します。

基本的に1人で来ている人の多くは、何かのオタクです。ディズニーランドorシー(以下パークと呼ぶ)に来ているオタクはいくつか分類分けがあります。

  • キャラオタ【読んで字の如く。パレード、ショーを鑑賞する人、園内にいるキャラクターに1日中張り付いている人など過ごし方はそれぞれ。見た目の特徴→一眼レフ持ち。そのカメラで撮った推しキャラのソロショットを少し大きめサイズで現像し、推しキャラから写真にサインをしてもらったものをプラスチックのカードケースみたいなのに入れてカバンから下げている。カバンは推しキャラのぬいぐるみバッジで原型を留めない。何故かふくよかな人が多い。】
  • 中身オタ【キャラクターの中身についているファン。中身によって、ダンスの癖があったり、動作が違うのを見て判断している。中身さんの実名(中身なんていない)はわからないので、ファンのコミュニティであだ名をつけているらしい。見た目の特徴→おそらくキャラオタとあまり大差なし。】
  • ダンオタ【ショーやパレードに出演する、ダンサーの追っかけ。基本的に推しダンサーが出ているショーやパレードの会場(パーク内ではいくつか会場がある)から動かない。自分のこだわりの席があったり、できるだけ近くで見たいので、いつも会場にスタンバイしていないといけない。見た目の特徴→普通の人が多い。多分ダンサーに気に入られたい為、女性は綺麗めな人や可愛い感じの若い人から、割と歳を重ねているだろうなという人も頑張って小綺麗にしている。男性もいるが、絶対数が少ないので大体女性ダンオタグループに紛れている。気の強い女性が多く、派閥なども多い。女性はショー開始五分前になると化粧直しをしだす。】
  • 撮影オタ【ショーやパレード、景色など、撮影対象は人それぞれ。自分の納得いくアングル、撮影場所を確保する為に朝から夜までずっと同じところに座り込む人もいる。さながらデモである。見た目の特徴→おじさんが多い。シルバーのカメラケースを肩から下げていて、中に入っているカメラは芸能人の記者会見で見るバズーカのような一眼レフと、テレビの撮影でしか見たことないフワフワのマイクがついたごついビデオカメラ。噂だが、お金持ちが多い。何をしている人なのかわからないが、ごはんを奢ってくれたり、基本的に若い子に優しい。】

 

とまぁこんな感じで大きく4つに分類分けしました。

他にもアトラクオタとかバンドオタとかアトモスオタとかフェイスオタとかグッズオタとか挙げればキリないんです。夢の国はオタで溢れかえっています。

 

パークで働き始めた当初は、このような人種に非常に驚きましたが、気づいたら私もオタになってましたw

最初は純粋にショーやパレードが好きで見に行ってました。

記念すべき最初のオタはキャラオタでした。多分ほとんどの人の入りはここです。ドナルドダックの彼女デイジーダックにはまり、デイジーダックのグッズを買い漁り、バイト代で買った一眼レフ(まだフィルムでした)でデイジーの目線を貰うことに必死でした。この時は、同僚にミッキーオタがいたのでその子とよくパークに通っていました。

しかし、パークのキャラクターはいくらかわいくても着ぐるみです。表情がかわ変わりません。悪く言えばいつもと一緒。ショー中、推しキャラが出ていないとどこ見ていいかわからなくて、何となく他のキャラクター見たり、ダンサーを見ていたりしていました。

推しキャラが出ていない時でもニコニコしながら(一応楽しんでる)ダンサーさんを見ていたら、ダンサーさんと目が合って手を振ってくれました。

その日から私はダンオタになりましたw

パーク内のショーやパレードに出ているキャラクターやダンサーなどの出演者にはファンレターを出すことができます。

お気に入りの彼の名前が知りたかった私は、彼の写真を撮り(できるだけ正面からのかっこいいやつ)手紙に写真を同封し、"ショー名・写真のダンサーさん宛て"と封筒に書いて、パークのポストへ投函しました。

1週間後、返信があり彼の名前が判明し、私はともくんというあだ名で呼んでいました。この時は別のダンオタの子と週2回通っていましたが、急に時間が空いた時やともくんに会いたくて仕方ない時、1人で行くようになっていました。

手紙に私と友達で撮ったプリクラを貼っていたし、座る席をいつも同じ席にしていたので、私はともくんからも認識してもらえていて(他にもこんなやつはたくさんいます。私だけ、ていう自慢じゃないよ)、ショー中は楽しくて仕方ありませんでした。

ただ、待ち時間がとにかくしんどかったです。一人の時は本当に暇で、DS持ってったり携帯いじったり、大量に撮った写真チェック(この時はミラーレス一眼)してました。

真夏と真冬は地獄です。レジャーシートは通年持っていて、夏場は日焼けするので日傘が必須アイテムです。喉が乾くたびにパーク内でジュースを買うとバカにならないので(一杯300円弱)凍らせた飲み物持参です。

冬場はコンクリートに直接座って待つので本当に体が冷えます。お尻にひく用と上から掛ける用で、モコモコのブランケットは必ず2枚。ホッカイロは身体中に貼っていたけど手先が冷えるので両ポケットに1個づつ。

これが荷物が多い理由です。

オタたちは、身体をはっているので、身を守るグッズ(と、カメラ)がめちゃくちゃ多いんです。私を含め、それほどまでに推しを愛しているのです。

 

私なんか、最初から絶対叶わない片思いだけど32年間生きてきた中で多分1番好きな男性でしたよ!!

どーだ!イタイだろ・・・!!!

 

これほどまでに必死だったので、気付いたらもう人の目とかどうでもよくなって、1人でディズニーに行くという一般的に見たら、奇異の目で見られる行動をやってのけられました。

他の人の目より、ともくんの目が気になって気になってしょうがなかったんで。

ともくんはもう何年も前にダンサーさんを辞めてしまいました。

何してるのかなぁ・・・(遠い目)

 

好きなものがある人は強い。

 

ただの痛い女の話ですが、これができて今ではよかったです。いい思い出もたくさんあるし。

ちなみに今は追っかけているダンサーもキャラクターもいないですが、帰省した時に1人でパークに行くことはよくあります。

普通にショー見たり、食べたいもの食べたり、写真撮ったり。もともとパーク自体好きですからね。

あんまり人気ないアトラクションだったら1人で乗れますw

 

人間、本当に好きなこととか何かに夢中になっている時って不思議とまわりのことなんか気にならないもんです。

だって好きなんだもん。

あなたに関係ないでしょ。

です。

好きなことやって、自分がまた一歩レベルアップできるなんて最高ですね。

これからもどんどん好きなことしていこう。

 

基本的にオタク体質なmachiでした!

 

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