私が婚約8日目にして婚約破棄になった話。絶対自分に嘘はつくな。
ハロー!
machiです。
33歳3か月。独身、子なし、離婚歴なし。
そんな私も29歳の冬、結婚を約束した彼氏がおりました。が、婚約8日目で婚約破棄させていただきました。今でも相当恨まれているかもなぁ・・・
まぁ簡単に言えば、
30歳を目前に、わかりやすく焦ってた。
明るくて優しい彼との同棲、おだやかで楽しかった。
彼とは同じ職場の社員とバイト(私)という関係で出会い、一緒に仕事をしていく中で自然に仲良くなりトントン拍子で付き合うこととなりました。
10歳近く年上でしたが、子どものように明るく無邪気な性格と何にでもチャレンジする性格で歳の差を感じさせない人でした。少しおっとりした優しい性格で、「しっかりしてよ、もー!」と言いたくなることもありましたが、そんなところも可愛く、付き合ってすぐ彼の自宅に転がり込む形で同棲がスタートしました。
付き合ってすぐ、私は別の職場に就職が決まり別々の勤務先になりましたが、お互い飲食業で生活時間はかぶっていたし、帰りは最寄りの駅で待ち合わせてそのまま軽く飲みに行ったり、ツタヤに寄って映画を借りたりしました。
たまに休みが合うとどこかに出かける計画を立てて、でも大体彼の寝起きが悪くて予定より1・2時間遅く外出しました。仕事で疲れているし仕方ないですよね・・・。
同棲→彼の出張→???
1年ほど同棲が続き、それほど大きな喧嘩もなく毎日を過ごしていました。
そんな時に彼の2週間(仮)の地方出張が決まって、私は少し寂しくもありましたがちょうどその時、私は私で新規オープン店舗の仕事に携わっていて、休みもなくとても忙しかったので「お互い頑張ろうね!」と励ましあって、彼を笑顔で出張に送り出しました。
今までずっと一緒に過ごしていたのですごく寂しかったけど、たった2週間の辛抱じゃないか!!と自分に言い聞かせ頑張りました。
そして、待ちに待った2週間目の日の前々日。その日は何時に帰ってくるのかな?こっちの自店舗に寄ってから帰ってくるかな?とか色々気になって彼に聞きました。
彼はこう言いました。
「まだ何も決まってない。」
彼の言う"何も"がどこを差しているのかわからず、正直イラつきました。
詳しく聞くと、あさって帰れるかどうかもわからない。上司から何も言われていない。とのことでした。あれ?2週間って言ってたじゃん。
私はまたイラつきました。
わからない、言われてない。じゃなくて、お前のことだろうが。
予定くらい自分で確認しろ。
と、言いたいところをグッと我慢して、また何か予定がわかったら教えてね(ハート)と言って電話を切りました。
募る不信感の中、待たされた結果。出張→転勤→婚約・引っ越し。
時は経ち、当初の予定の2週間からすでに1か月がたとうとしていました。
毎日あった連絡も3日に一度返ってくればいい方。私だってクソ忙しい中、考えて連絡してるのに。不満とイライラはMAXでした。
普通に考えてどんなに忙しい店舗でも、彼は仮にも多店舗の人間なのであって、その店舗に穴を空けていることになるし、これはおかしすぎると私はとても嫌な予感がしました。もっと言えば、当初の2週間を超えた時からしてたけど。
私はこの出張がまだ続くのか彼に確認すると、呆れることに彼は1カ月前と同じ言葉を言いました。
「まだ何も決まってない。」
さすがにキレた。バカすぎる。
明日必ず上司に確認しろ。
そう言って電話を切って、翌日の夜また電話をかけました。いや、ってかお前が電話して来いよ。
結局、私の嫌な予感は的中し、出張が自動的に転勤になったのでした。それを確認しなかった彼もバカだけど、上司もどうなん?て話。
決まったものは仕方ないので、これからどうするか?という話なんだけど、二人で住んでいた部屋も彼名義だし解約しないとねーなんて話の流れで、自然にこっち(転勤先)来るでしょ?という流れに。
それなら、お互いの親にも正式に挨拶をするいい機会だというわけで、あれよあれよと婚約。
私は仕事のこともあったので、彼だけ先に引っ越しして、私は約2か月後引っ越しすることになりました。
30歳になる前に結婚できる。
よかったー!!!
私は完全に浮かれていました。
ごまかしは結局ごまかし。最後に全部噴出する。
無事、仕事も辞め、荷物もまとめて体一つで彼のもとに。
初日に彼が勤務する店舗にご挨拶がてら、食事をしにお邪魔しました。
カジュアルな日本料理屋さん。何を頼もうかメニューを見ると「季節の天ぷらの盛り合わせ」というのがあり、気になったので彼に「これは何の天ぷらが入ってるの?」と聞きました。
まぁテストの意味も込めて。はい性格悪いです。
彼の答え。
「何か色々、緑のやつとか入ってた。」
あぁ、もうこの人だめだ。同じ業界人としても、人としても、男としてもまったくいいところが見えない。この約4か月間、お前はこの店で何をしてたんだ?
あれ?あたし何でここにいるんだっけ・・・。
ここから8日間、この言葉がいつも頭の中でグルグルまわるのでした。
8日目、婚約破棄。悪いのは彼でも、彼の会社でもない。自分をごまかし続けた自分自身だ。
私は「30歳までに結婚できる」という事実に目がくらみ、彼の仕事に対する姿勢や甘さ、私へのいい加減さなどに、少し不満があったにも関わらず自分をごまかし続けました。
結局ごまかしていただけなので、私はその不満を我慢できずに結婚を取りやめました。
8日間もあったので、もちろんプラスの方向にも考えましたが、一緒にいればいるほど今までのようにごまかせない分不満は大きくなり、気持ちは固まっていきました。
私は本当に結婚したかったのか?
私は本当に仕事辞めたかったのか?
親が安心するから、結婚できてよかったなんて本当に思っているか?
年に一度か二度の旅行も行けないけど、彼がいるから満足か?
仕事が大好きだったのに、結婚したら働きに出ないでほしいという希望をのめるか?
結局私は、周りの環境や人に合わせて生きていたせいで、周りを盛大に振り回して最後には投げ捨てた。自分自身をだまして行動した結果、周りの人もだましたことになった。
婚約破棄したことに全く後悔はないけど、この一件でたくさんの人を傷つけてしまったことは後悔しています。私はこうして、経験としてブログに書けるだけでまだいいのです。
どうしても、周りの顔色を気にしたり期待に応えようとしたりして、自分に嘘をついてしまうことがあるかもしれません。
だけど、あなたの周りのあなたと親しい人はあなたが心から幸せであることが一番の幸せです。
あなたが本当にやりたいことをして人生を楽しんでいる姿、本当に好きな人といる姿を見て嬉しくなるはずです。
なにより、たった一度のあなたの人生、やりたくないことしている時間なんてないよ。
自分の為にも、あなたのことを大事に思ってくれる周りの人の為にも、少しづつでいいから自分をごまかしたり嘘をついたりしないようにできるといいですね。
余談なんですけど。
婚約破棄して、しばらくしてから本当にこの人別れてよかったわーって思う出来事がありましたw
▼New!別記事にしました。読んで読んでー。
machiでしたー!!
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